遺伝子療法
がんの新遺伝子療法
この治療は、抗がん剤に見られるような体への大きな負担が少ないのが特徴です。
手術や放射線治療などの有効な治療がなく、根本的な治療が期待できない方への希望を与える治療法として近年期待されています。
本院での遺伝子治療は、今までのp53遺伝子治療薬と違い、多くの方に効果が期待できます。(p53抗体価を調べる必要がありません)
がん抑制細胞を点滴投与、腹腔内投与することで、身体に本来備わっているがん抑制機構を再度働かせる治療です。苦痛・副作用が少なく、体への負担が少なく、通院治療ができます。
がんに特異的に過剰発現しているがん遺伝子産物を、RNA干渉法で発現抑制することにより、がんの増殖を停止させ、がん細胞の老化死およびアポトーシス(細胞自殺)に誘導します。
更にp16癌抑制遺伝子、Rb癌抑制遺伝子、p53遺伝子等の関連するがん細胞では、がん抑制遺伝子の機能を修復させることで、がんの無限増殖をコントロールすることが期待されます。
- 治療方法
- 点滴、局所注射、腹水に対する腹腔内投与など
- 費用:保険適応でない治療のため、自由診療(全額自己負担)となっており、保険外診療となります。
- 1本 220,000円(税込)
- 投与期間、頻度
- 状態に応じて回数や頻度は異なります。
- リスク・副作用
- 投与後、一時的に悪寒、発熱があることがあります。
じんましん、吐き気、軽度の白血球減少、腎機能の低下、血液凝固障害
- 入手経路など
- 製造元:Los Angels Rntein biotechnology. inc
製品名:ecm- Rv/Cdc6nksh RNAi, ecm- Rv/p53-pt
※上記いずれもFDAに申請中(対象疾患:膵臓がん、乳がん)